SHOEI NEOTEC
 2012年4月。早々にCR-4に見切りをつけ購入。マルチテックがあまりにもひどく下膨れだったので、買う気は起こらなかったのだが……。ネオテックは違った。ずっとキミを待っていたぞ!
 2012年4月14日に「そろそろ店に入ってないかな〜」と思って見に行けば「今日入荷したんですよ!」と店員の声。しかし、サイズが……。頭はMサイズでぴったりなんだが、Mだと頬が痛い。 そこで、ひとつおおきいチークパッドをお願いして、4月22日、ついに購入した。
ファーストインプレッション
 CR-4に比べると軽い。あくまでも「比べると軽い」だけなので、ヘルメットとしてはやはり重い部類に入るかと。内装の作りはとてもしっかりしてて、これもCR-4とは比べ物にならない。 内装の作りの荒さや重さなど、CR-4は結構「うーん」と思うところが多かったので余計によく感じる。
 特徴はイヤーパッドがあるという点か。静穏のため、耳の部分にパッドがついている。しかし、これを取り外すと、ちょうどヘルメット用スピーカー程度の大きさのスペースが現れる。 スピーカーを仕込む人ならコレを使わないというのはありえない。気になるのはこれを外すことで生まれる「騒音」なのだが……。それを含めあとは実走待ちである。
セカンドインプレッション
 やはり「迷走」のひとつだったと結論w
 結果的には、「騒音」は起こるものなんだとあらためて認識したヘルメットとなった。
 ホールド感はCR-4よりもはるかにいい。しっかりと「ヘルメットをかぶっている!」という気分になる。
 重さは、ノーマルなヘルメットよりは当然重いが、それほど気にするレベルでもない。
 総合的に見て、いいヘルメットである。システム故の重さはあるが、巷にあるシステムヘルメットの中では、やはりいちばんいい製品だと思う。
 問題だった騒音。イヤーパッドがあろうがなかろうが、それほど「騒音」に変化はない。あらためてCR-4と比べると、CR-4が特別うるさいというわけではなかった。 高速はまだ走っていないので、実際に出した速度なんてたかがしれているが、それでもそれなりの音はある。 考えてみればSHOEIのX-9で時速80km時に93dBあるんだから、音はあって当然なんだということ。しかも93dBってかなりうるさい。 よって、CR-4が特別うるさいと感じたのは先入観によるものだったということ。
 結論。「騒音」という点でみれば、CR-4で問題はない。しかし、内装など別のところに不満はあったので、買って良かった製品だ。 ってか、CR-4は内装が本当によろしくない。しっかりと内装が固定されてない感じがするんだよなー。まーそんなわけで。
 良製品ですよ。ネオテック。

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