ナミテントウ
Harmonia axyridis

2紋型

4紋型

紅型

斑紋型
 ナミテントウの羽の模様はとても沢山あります。しかし、基本的には四種類に要約されます。  2紋型、4紋型、紅型、斑紋型の四種類です。 これらが別の型と交尾すると複雑な模様の子孫が産まれますので模様の変化は無数にありそうです。
 ナミテントウの卵です。ナミテントウはアブラムシを食べています。 アブラムシのいる草をよく見るとナミテントウが見つかります。
 5月頃、ケヤキの葉や幹にもよく見つかります。シャリンバイ、ユキヤナギ、セイタカアワダチソウにもいます。
 産卵後、約1週間で孵化が始まります。黄色だった卵が黒っぽくなると孵化が近づいています。 孵化してきた幼虫は黒く、体長約1oくらいです。
 ナミテントウは、一度に30〜70個の卵を産みます。孵化した幼虫が付近にうじゃうじゃと這いまわっています。
 ナミテントウの幼虫の背中の模様は左の画像に見られるように両外側に橙色の模様があります。 ナナホシテントウやダンダラテントウの模様はすこし違っていますのでそれらの模様を見比べて下さい。
 いずれのテントウムムシも同じような場所にいます。
 孵化後3〜4週間で蛹になります。蛹は葉の表面や木の幹についています。 1枚の葉に1個だったり、左のように多数集ったりします。
 そして日陰でなく、よく日の当る所に付いています。太陽の熱が必要なのかもしれません。
 蛹になってから約7〜10日後に羽化が始まります。蛹の頭部分がひび割れしテントウムシが出てきます。羽は黄色です。
 少し出ては休み、また少し出ては休みの繰り返しで全部出るまでに1時間かかりました。
 約2時間後うっすらと色づき始めましたが、まだどのような模様になるのか想像できませんでした。 幼虫の時も蛹の時も、どのような羽の模様になるのか判別できませんでした。 約6時間後、羽の模様がはっきりしてきました。

斑紋変形型

斑紋変形型

斑紋変形型   

紅無紋型

斑紋型と2紋型の交尾
 変形型同士が交尾するとどんな模様の子孫ができるのでしょう。 なかなか変形型のオスメスが捕まらないので観察はしていません。
 冬の間は多数のナミテントウが集って集団越冬します。 しかし、すべてのナミテントウが集まる事は無いようで、12月から2月中頃までに幼虫や羽化している蛹を見たことがあります。
 八尾市久宝寺緑地では、1998,1999,2000年の3年連続で12月に羽化しているところを観察できました。
 大阪市平野区の平野川遊歩道では、1997,1998年の2年連続で12月から2月まで羽化していました。 しかし、その後は夏から秋にかけて毎年植木の刈り込みが行われテントウムシの繁殖活動は見られなくなりました。

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