シロジュウシホシテントウ
Calvia quatuordecimguttata
 模様が全然違いますがどちらも同じ種です。5月、桑の木で見つかります。クワキジラミの幼虫を食べて育ちます。
 左のテントウムシをジュウニホシテントウとする人もいます。
 一般的なシロジュウシホシテントウです。 クワキジラミの幼虫を食べますが、私はケヤキにつくアブラムシも食べているのではないかと考えています。
 八尾市久宝寺緑地のケヤキや柏原市の生駒山麓の桑の木の見えない場所でも採集しています。
 これは八尾市久宝寺緑地のケヤキの幹にいた幼虫です。 ムーアシロホシテントウの幼虫によく似ていますがよく見ると違いがはっきり判ると思います。 背の中央部や側面の紋の色、尾っぽ近くのとげの有無など見比べて下さい。
 これは上の幼虫が蛹になったものです。なんか勇ましい姿に見えませんか。コントラストが強く、はっきりした模様に見えます。
 こちらは桑の葉で見つかった蛹です。桑の木につくクワキジラミの幼虫は、白い蝋物質を纏っています。 このクワキジラミを食べる幼虫が蛹になると、白い蝋物質を纏っています。餌の環境によって蛹の姿が違うって面白いですね。
 羽化直後の成虫です。羽の色は白色でした。
 白色だった羽の色が透明な白に変わり模様が浮き上がってきました。 他のテントウムシでは見られない色の変化でした。
 ごく普通の模様のシロジュウシホシテントウです。 ムーアシロホシテントウに似ていますが、羽の白点の並び方と前胸背板の点の数で見比べて下さい。
 上の画像には三種類の、それぞれ違った模様のテントウムシが出ています。
 別の種類のテントウムシのように見えますが、すべてシロジュウシホシテントウに分類されています。 三十年も前から論争されているそうですが、研究の結果は全て同一種になっています。 特に、中央の黒い羽に白点の入ったものは珍しいそうで、東京からわざわざ採集に来阪されたそうです。(初宿成彦先生の談話より)
 これが見つかった翌年、私も再度採集に出かけましたが残念ながら見つかりませんでした。 5、6月頃、桑の木を丁寧に探してみてください。珍品が手に入るかもしれませんよ。 また、シロジュウシホシテントウと共にハラグロオオテントウも見つかるかもしれませんよ。     

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